今回は(も)海外ドラマ『SUITS』より、”I don’t give a crap”という表現についてです。
マイク:After all this you really think I’m still buying the Mr. I-don’t-give-a-crap thing?
この”I don’t give a crap”は「興味がない」「どうでもいい」という意味です。”I don’t give a shit.”も同じ意味です。
状況としては、弁護士ハービーの下で働くマイクはミスをしたり悪い友達と付き合ってトラブルに巻き込まれていました。マイクに冷淡で無関心を装っているハービーですが、なんだかんだいってマイクをいつも助けてあげて面倒を見てしまうのです。
マイクはその優しさにとっくに気づいています。ということでマイクは「自分のために色々してくれて、それでも僕がまだあなたが他人に無関心な人だって信じていると思っているの?」という感じのことを言いたいのです。
今回のセリフでは”Mr. I-don’t-give-a-crap”と頭にMr.をつけて「興味がない人」という感じで使っています。
ちなみにI’m buying 〜は「〜を信じる」という意味です。以前投稿した”I’m not buying it.”もご参考までに。

また、”I don’t give a crap about ~”という使い方もよく見かけます。
I don’t give a crap about what other people said.
「他人の言ったことなんて気にしない。」などという感じで使えます。
“crap”が「ごみ」とか「くそ」という意味もあるので、フォーマルな場では使わないようにしましょう。