it is a long shotは、「可能性が低い」「見込みが薄い」という意味です。
Disney+で公開中の『天才少女ドギー・カメアロハ』より、使い方を見てみましょう。
クララは仕事が長引いて、自分の子ども(ブライアン)の劇を見に行くことができず、謝っています。
クララ:I’m sorry I missed your show, baby. I got caught up at work.
間に合わなくてごめん。仕事で抜けられなくて。
ブライアン:That’s okay. I knew it was a long shot. I wasn’t count on it.
平気だよ。無理だと思ってたし。
ブライアンはいつも母親が忙しいのを知っており、来てくれる可能性は低いと思っていたため、I knew it was a long shot.と「来られないだろうと思ってたよ」と言っているのです。
このように、見込みが低いとき、あまり期待できないときにit is a long shotが使われます。
もう一つ例を見てみます。アメリカでBENIHANAという日本食レストランを成功させた、ロッキー青木さんの話です。
when Rocky Aoki emigrated from Japan to America, with a dream to open a Japanese restaurant for Americans, it was a long shot that his dream would come true.
ロッキー青木はアメリカ人向け日本食レストランを開くという夢を持ち、日本からアメリカに移住したが、彼の夢がかなう可能性は低かった。