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日常会話

“not just any” の意味と使い方

“not just any” の意味

普通の〜ではない、タダモノではない

 

“not just any” の使い方

Netflix『チェサピーク海岸』シーズン2-5より、

ジェスが経営するB&B* に厄介な宿泊客がやってきました。要求が多すぎるし、文句もたくさん言っているようです。

ジェスは従業員であるデイビットに愚痴を言って何とか耐えていましたが、デイビットがその宿泊客について、驚くべき知らせを持ってきました。

デイビット: He’s a travel writer and not just any. He’s written the quintessential books on American travel.

彼(宿泊客)は旅行作家だったんだ。しかも、ただの旅行作家じゃない。彼はガイドブックにも載っている。

厄介な宿泊客は有名な旅行作家で、ジェスたちを評価するためにわざと厄介な客を演じていたようです。

それに気づいて、あの客は「ただ者ではなかった」という意味で“not just any”が使われています。

 

Netflix『レッド・ノーティス』での使われ方。

He’d spend weekends holed up in his office, poring over old maps and declassified files. Holidays, he’d drive hours away to obscure auctions, where he’d bid on the strangest things. Including a watch. Not just any watch. Creepy Nazi art guy Rudolph Zeich’s watch.

父親は週末は書斎に引きこもり、古い地図や書類を調べていた。休暇中はオークションに出かけ、奇妙なものを落札していた。その一つが時計だ。ただの時計じゃない。ナチスの古美術商ルドルフ・ツァイヒの時計だ。

「ただの時計じゃない」を”not just any watch”と表現しています。

 

その他表現

hole up  隠れる、立て篭もる

pore over  〜を詳しく調べる、研究する

creepy  気味が悪い