Soak Up English
英語は世界を広げてくれる
日常会話

“植物人間”を英語で

Disney+で”Agents of S.H.I.E.L.D.”を見ています。

Marvelシリーズの一つですが、これが思ったより面白くてハマっています。誰が裏切ってるとか、お決まりのどんでん返しでもあるのですが。

ただしシーズン7まである上、1シーズン20エピソードくらいありますので見るのにとても時間がかかります。

英語の勉強にもなりますが、会話が非日常すぎるので理解するのはとても難しいと感じています。

 

さてその中で、シーズン1エピソード16にて「植物人間」というセリフが出てきました。

英語では、”vegetable“と言うようです。

セリフの一部を引用します。メイとブレイクはある人物を探すため、ある場所を訪れています。

メイ: Thomas Nash. Injured in a head-on collision. He’s been catatonic for the past four years. “T・ナッシュ。衝突事故で負傷。4年間寝たきりよ。

ブレイク:We’re here for vegetable. 植物状態か。

ブレイクのセリフは”その人物から話を聞きたかったのに、植物人間に会いにここまで来たってわけか」というような感じでしょう。

 

日本語では「植物」と表現するのに対して、英語は「vegetable(野菜)」と表現するのですね。言われてみると、”vegetable”の方が動けない人を表すのにぴったりの感じがします。人参とかじゃがいもがその辺にゴロっとしていたら、確かに存在しているのに動かない状態が想像できます。

日本語と英語の表現の仕方の違いが興味深かったため、書き残しました。でも「植物」でも”vegetable”でも生き物・有機物を例えにする感じが、やはり同じ人間なので日本語だろうと英語だろうと似た考え方をするものなのだなとまた一つ世界が広がった感覚です。

 

ちなみに”catatonic”の意味ですが、「病気やショックなどが原因で動けない状態」となります。こういった単語は英英辞典で引くメリットを実感します。

not able to move or talk because of an illness, shock etc

引用: Longman Dictionary