全国通訳案内士に挑戦する道のりの記録と、こぼれ話
全国通訳案内士に挑戦Day17です。目標は「歴史能力検定の過去問を1問以上解く」です。今日は10問解きましたので目標達成しました。
昨日は歴史能力検定の過去問3級を解いていたのですが、今日になって4級歴史基本と準3級があることに気がつきました。すっ飛ばして3級をやってしまいました。なぜ気がつかなかったのか?
そして4級歴史基本で意外とつまづきました。世界史が出てくると急に分からなくなります。高校ではむしろ世界史を履修したのですが。高校の時は完全にやる気がなかったのですべて忘れたようです。
今なら興味を持って勉強はできますが、記憶力は昔よりイマイチです。でも楽しいならいいか。
英語についてはまずはこちらの神社バイリンガルガイド(外部サイトに飛びます)で神社の説明ができるように学んでいこうと思いました。

さて、今日は大切なことはすべて茶道が教えてくれる(外部サイトに飛びます)という本を読んでいたところ、「一期一会」「一座建立」について書かれてあり、これがなんだか心に響きました。
一期一会:
「たとえな同じ顔ぶれで幾度、茶会を重ねたとしても、今日の茶会は、一生に一度のこと。そうとらえれば、亭主は万事に心を配って手抜かりのないよう尽くし、また客も一度限りのことと心得て、亭主の心づくしの機微を深く受け止め、誠心誠意に交流すべきである」
引用:石川雅俊「大切なことはすべて茶道が教えてくれる」
一座建立:
同じ時、同じ場をともにした主人と客が、一体となって茶席を創り上げること。あるいはその一体感を指す言葉です。亭主はお客様をおもてなしするために、最善を尽くします。そしてお客様の方も、ただ能動的におもてなしを受けるのではなく、亭主の美しい「亭主ぶり」に対し、美しい「客ぶり」で応えることが求められています。
引用:石川雅俊「大切なことはすべて茶道が教えてくれる」
この亭主と客の美しい相互関係、、
客はもてなされるのが当然という考えではいけないのですね。自分もその場面に存在する一人としてどうあるべきか。そう考えたら客だからといって傍若無人なふるまいはとてもできません。
こんな美しい心を持っている日本人。日本っていい国だぁ~と感動してしまいました。ちょっと涙ぐみました。
そしてこれは何も茶道に限らず、日々の生活にもいえることだと感じました。
特に日ごろ接している職場の人。毎日同じ顔触れで過ごすことは多く、当然のように明日も一緒に仕事ができると考えてしまう。そうすると、なんかちょっとグダグダしてしまったり、甘えが出てしまう。
日々、一期一会、一座建立の意識を持ちたい。
同僚をお客様と考えてみると、自分は良い亭主ぶりができているか。相手にとっては自分が客だとすると、良い客ぶりができているか。
そう考えると、色々行動を変えられそうです。肝に銘じて生活したいと思った今日でした。