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通訳案内士チャレンジ

全国通訳案内士に挑戦_Day4

全国通訳案内士に挑戦Day4です。目標は引き続き「歴史の教科書を開く」。これだけです。

今日も目標を達成し、何とか3日坊主は逃れました。

今はとにかく勉強を習慣化するのが目的なので、とてつもなく達成のハードルを下げることが有効だと実感してきました。

 

 

さて、本日歴史教科書をパラパラとめくっていると、「赤穂浪士と武士の忠義」という話が出てきました。赤穂藩の浪士が主君の恨みを晴らそうと吉良上野介邸に討ち入ったという話です。その後、この浪士たちは死罪となり全員切腹で自決しました。

この話だけ聞くと、「死罪は免れないだろうに、主君の仇討のためによくここまでできるなぁ、、」というところで終わってしまいがちですが、教科書ではこう続けてありました。

忠義とは自分が属する共同体を守るため、「私」をこえて「公」のために最善を尽くすことを意味します。

自由社『新しい歴史教科書』より引用

もし主君が愚かなふるまいをすれば、その主君を牢屋に入れることもできたそうです。主君が何を言おうと従う、という妄信ではなく、共同体を守るための忠義であったのです。

私は忠義の対象というのはあくまで「人」に対しての忠義だと思っていました。でもそうではなく、もっと大きな目的のために彼らは動いていたのですね。

 

この話を聞いて、思い出したことがあります。お友達がダンスを習っていて、発表会に出るから見に来てと言われました。当日その友達から「観に来てくれた人の心が晴れやかになるように心を込めて踊ります」というメッセージが送られてきました。

これを見て、すごく感動したんです。「周りの人のことを考えて踊る」ってすごいなって。

もし私だったら「自分が舞台で失敗しないだろうか、、」ということばかり気になっていると思います。

彼女は自分のためにも踊りを習っているのだと思いますが、それを超えてもっと大きな目的のために踊っているのです。そういう行動って、周りにパワーを与えてくれますよね。

 

私自身も、この全国通訳案内士の勉強は「自分が資格を取りたい」というためのものではなく、学んだ知識を誰かの役に立てようと思って始めました。今回のお友達の言葉で、改めて「私ももっと大きな目的のために行動して生きていこう」と思えました。

 

また、英語の勉強も昔は「英語ペラペラになって、認められたい、すごいって思われたい!」みたいな欲で勉強していた側面があったのですが、そのために勉強するってなんかむなしいし続かないんですよね。誰かのために役立つようにと思うと不思議とパワーが湧いてきたりします。

ただ、そのためにはまず自分を大切にしていて、自分自身が元気である前提です。この辺りはまたいつか話したいと思います。

 

忠臣蔵の話でそんなことを思い出した今日です。