全国通訳案内士に挑戦Day6です。目標は引き続き「歴史の教科書を開く」であり、今日も達成できました。教科書を開くだけとはいえ、開いたら読みたくなって結構勉強できています。
ところで、以下のday3の記録の時に、本を読むのが速い人がやっていること、というような内容を書きましたが

これと同じようなことを非まじめのすすめ(外部リンクに飛びます)という本で目にしました。
“本を読まない方法がいちばんよく本を読む方法だという考え方がある。”
森政弘「非まじめのすすめ」より引用
逆説ですね。
この本では「まじめ」一辺倒はよくない、かといって「不まじめ」もよくない。必要なのは「非まじめ」なのだ、ということを語っている非常に面白い本です。冒頭のハイドンという音楽家の話から引き込まれます。
さて、この本の中で本の読み方についての話がありました。
何かしら本を買ってきて1ページ目から読み始めるのはただの「まじめ」である。
非まじめの人は終わりから3分の1くらいのところから読み始める、とのこと。
本ってつい最初から読まなきゃ、と思うものですが発想を変えてみる。一番大事なことはその辺りに書いてあることが多いのだから、すべて読まずともよいであろう、という考えです。用語などで詰まったら、その時に前の部分を読めばいい、と。
読まずして読むとはこういうことか。
私は真面目に考えすぎるか、「適当でいいか」という不まじめのどちらかになりがちなので、非まじめの考え方は本当に新しくて、「こんな風に考えられるようになりたい!」と思うことばかりでした。この本はもともと1984年刊行のものなのですが、古さなど全く感じられません。
この本は1ページ目からまじめに読んでしまいました。。