勇気づけられる言葉
映画『幸せのちから』(原題: The Pursuit of Happyness)に出てくるこの言葉が好きです。
主人公のクリスがまだ幼い息子に語りかけているシーンです。
Hey. Don’t ever let somebody tell you, you can’t do something. Not even me. You got a dream, you gotta protect it. People can’t do something themselves, they wanna tell you you can’t do it. If you want something, go get it. Period.
いいかい。誰にも「お前にできるはずがない」って言わせるんじゃないぞ。私にもだ。夢があるなら、守り続けるんだ。自分で行動しない人間は、お前に大して「お前はどうせできない」って言ってくるものだ。欲しいものがあるなら、掴み取るんだ。それだけだ。
この映画は、実在したクリス・ガードナーという方の半生が描かれた映画です。ホームレスから這い上がり、億万長者になった人です。
ウィル・スミスが息子さんと共演して話題にもなりました。
年々、この言葉の意味がわかってくるようになりました。自分のしようとしていることが周りから理解されない時。馬鹿にされた時。
周りの人は「できるはずない」って言います。
昔は周りから言われたら「そうだよね、こんな馬鹿で何もできない自分にできるわけないよね」って諦めたりしていました。
でも今は、
「彼らの言葉に屈してしまっていいのかな」
「そもそも彼らの言っていることは本当なの?」
「私のこと大した知らない彼らに、何がわかるの?」
「私は何もできない人間なの?」
「やってみて失敗したり、できない自分にがっかりしたくなくて、やらないだけじゃない?」
と考えるようになりました。
それでも何か言ってくる人は必ずいるけれど、そんな時は無理やりにでもこう思うようにしています。
私のやっていることをとやかく言う人は「あなたを心配している」ように見せかけているだけ。「やめた方がいい」と言うのは自分が安心したいだけで、結局私のことを思って言ってくれているわけではない。
もしかしたら、内心は自分の好きなように行動できている私のことが羨ましいのかもしれない。
自分勝手になって人の意見を受け付けなくなる、とならないように気をつけないといけないですが、足を引っ張る人とはできるだけ近づかないように、自分の後悔しないように今後の人生を進められたらいいなと思います。