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今より前に進んでいくために | アドラー心理学のすすめ

アドラー心理学の本を読んでから、自分の思考がだいぶ変わったなと感じます。

「どうせ自分なんてダメ人間」

って考えがちで、今もそう思ってしまうことはあるのですが

それって結局今と同じ「ダメ人間な自分」で居続けたいから、

らしいのです。

あれ?私は変わりたいと思っているのに?

さて一体どういうことなのでしょうか。

嫌われる勇気

私がアドラー心理学を知ったのは、『嫌われる勇気』という本を読んでからです。

心理学など1ミリも勉強したことがない私ですが、『嫌われる勇気』という独特のタイトルが気になって読むことにしたのです。

内容は、ある意味衝撃的でした。

人は変わらないという選択をしている

変わりたいと思っても、変われないのは

「変わらない方が居心地が良く、結局変わりたくない」

と思っているかららしいです。

(素人的解釈なので、間違っていても見過ごすか、重大な間違いがあれば問い合わせ欄から送っていただけたらと思います)

 

「不安だから〇〇できない」

のではなく、

「〇〇したくないから、不安という感情を作り出している

というのです。

 

例えば自分の例を挙げると、私はダンスが趣味なのですが、いまいち顔が美しくないわけです。となると、

この顔のせいで、ダンスを頑張っても上手くいかない

と考えます。

 

実際に結構悩んでいるんですが、アドラー心理学的に言うとそれは

「ダンスを練習しないための言い訳」なんだって!

 

頑張って必死に練習しても、上手くならないかもしれない。「下手だ」と笑われるかもしれない。

だったらこの顔のせいにして、ダンスを練習しなければいい。

そうしたら、頑張っても上手くならなかった自分に直面して落ち込むことを回避できるのです。

 

もしくは「お前はブスだからダンスなんてやるな」と言われたとします。

ここで、「そうか、私なんてどうせブスだからダンスなんてやっていたら気持ち悪いよね」と実際にダンスを辞めてしまったとします。

すると、

「ダンスがやりたかったのに、できなかったのはひどい言葉を言われたからだ」

「ああやって言われなければ、今頃いいダンサーになったかもしれないのに」

「あの人さえいなければ」

「あの言葉を聞いていなければ」

と責任転嫁できてしまいます。他人に支配されている生き方です。

 

しかし、他人から「ブスだからやめろ」と言われても、ダンスを続けることはできるはずです。

やりたければやればいいだけの話なのです。

それで自分のダンスを酷評されたとしても自分のダンスをどう思うかは相手の問題であって自分にどうにかできることではないのです。

だから悩んでも仕方ない、と自分自身の問題とは切り離すことができるかどうか

私自身ももしかすると「頑張ったけど、上手くならなかった」と思うかもしれません。

でも「やらないで一生後悔するより、思い切りやって良かった」と思えることでしょう。

 

と思って今も細々とダンスを続けている私でした。

幸い今はマスク生活なので、ダンスの練習中も顔が隠れてとても気に入っています。おそらくずっとマスク生活が続いてほしい、と思っているダンサーは私くらいでしょう。

 

自分に価値があると思うことが必要

そうは言っても、人の評価を気にせず物事を進めるのは勇気がいることです。

それにはおそらく「自分には価値がある」と思えることが必要なのですが、こちらは長くなりそうですし、誤解があってはいけないのでぜひ本書を読んでみてください。

 

 

ちなみに、私はこの本に書いてあることを全て実践できているわけではありません。

また、この本の全てを正しいと宗教のように盲信しているわけでもありません。

 

『自分の納得できる人生を歩みたい。少しでも前に進みたい。だから書いてあることをまず素直に受け取ってみて、できることから一歩でもやってみようか。』

そう言う気持ちで捉えています。

「こんなふうに考えられるわけないじゃないか!」と思ってしまったらもうそこで立ち止まって前には進めなくなってしまいます。あくまで自分が前に進みたいならこう言う考え方もアリだな、って感じで読むといいのかなと個人的には思います。

 

ただし本の中で書かれていても、いざ実践するとなると難しいことは多いです。

本文中に理不尽なことばかり言う会社の上司との関係についても例が挙げられていました。私自身も実際に理不尽な上司との関係に悩んだことがあります。

しかし本の中に書いてあるようにうまく対処することはできませんでした。怒りの感情ばかりが込み上げて、不満を募らせ、相手と話し合う事もせず、会社から去った経験もあります。

なので全てがうまくいくわけではありませんが、「自分も対等な人間として、その上司に意見を言う価値がある人間である」と考えて発言することができたら、もしかしたら何か変わったのかもしれません。「それで上司が怒ってまた理不尽なことを言ってきてもそれは上司の課題なのだ」と冷静に対処できたかもしれません。

現実にうまくいかないことはあります。しかし「どうしてこんなことになってしまったのか」「こんなはずじゃなかった」と過去を無闇に振り返ることはあまりしなくなりました。

「次に同じようなことが起こったら、こうしたらいいかもしれない」と捉えておくことやこれからどうするのかに注目することができるようになったこともアドラー心理学の本を読んだ収穫でした。

アドラー心理学の本

アドラー心理学に関する本は色々出版されていますが、自分のおすすめを紹介します。

こちらは職場を舞台にドラさんという上司が、アドラー心理学の教えを取り入れながら部下を導いていく、という物語になっています。とても読みやすく、ちょっと笑えて、楽しみながら学べる本です。

また『嫌われる勇気』の続編である、『幸せになる勇気』も要チェックです。青年の暴言がひどくなっているのはご愛嬌ですかね。笑