Life

思い切ってカウンセリングを受けてみた

私は元々人に悩みを相談するタイプではありません。

自分の中だけで考えて処理して(時には見過ごして)いく人間です。

 

思い切って相談しても

そんなことでいちいち悩んでるの?自分だけ大変だと思ってるんじゃない?

というようなことを言われた経験があるからかもしれません。

 

人に相談してもどうせわかってもらえない」
むしろこんなことで悩んでるなんて馬鹿にされるかも
確かに、私より大変な人はいっぱいいるよね。自分が甘ったれで弱すぎるだけだよね

と思って人にできるだけ頼らないように生きてきました。

 

しかし

自分一人では、症状がどんどん悪くなるだけかも

と思う出来事があり、人生で初めて『カウンセリング』を受けてみました。

そこで、

・カウンセリングを受けるまでの経緯

・カウンセリングを受けるまでの準備

・カウンセリングの内容と役に立ったこと

・カウンセリング後の変化

について書き残しておこうと思います。

カウンセリングを受けるまでの経緯

私は昔から、対人関係を築くのが苦手で悩んできました。

特に学生時代は、雑談が苦手で苦労しました。会話が続かず、話せる人はほんの一握り。

友人もとても少ないです。親友と呼べる人はいません。

 

それでも学生時代は人を選んで付き合うことができたので、何とかなっていました。どんどん状況が悪くなってきたのは社会人になってからです。

誰もがそうだと思うのですが、仕事では気の合わない人や苦手な人とも関わらないといけません。

私は特に、せっかちおよび威圧的なタイプの人に嫌われます。仕事を覚えるのは遅い方だし、行動も遅いので相手をイライラさせるのでしょう。

私は相手のイライラを敏感に感じとるタイプで、それでさらにおどおどしてしまい、相手を余計にイラッとさせてしまうようです。それでまた怒られると余計萎縮してしまう、、という悪循環に陥ったことが何回かあります。

そういう人と話す時は心臓がバクバクするし、声が震えます。

 

それでもずっとこう思ってきました。

闇雲に叱ってくる相手も悪いけど、でも自分が悪いから怒られるんだよな
私はなんて情けない人間なんだろう
情けなさすぎて相談もできない。自分で何とかしないとダメだよね

自分で何とかしないと、と思っているうちにどんどん人と話すことが怖くなり、声も小さくなって震えたり吃ったりしてしまうようになりました。

 

対人恐怖症(社会不安障害)に関する本なども読んでみましたが、療法が書かれていても「本当にこんなので効果があるのかな、、」と信じることができず、実行に移す気になれませんでした。

日々の業務の忙しさに追われて、症状がどんどんひどくなるのを無視して「何とかなる」と思って過ごしてきました。

そして「もう限界かも」と思ったのは、上司と合わず職場を3ヶ月で辞めた時です。

3ヶ月で職場から逃げた話転職した会社を3ヶ月で辞めた話になります。 「辞める」と宣言し次の日から会社に行かなくなったパターンで、社会人としては非常識な辞め...

 

まだその職場にいた時も、「心療内科を受診した方がいいのかな」と思い、何度も調べたことがありますが結局一度も行きませんでした。

「会社に行けなくなっている状態まではいかないのに、これくらいで相談していいのだろうか」

「そもそも電話をして予約しないとけないのが心理的ハードルが高い(電話苦手)」

「せっかく勇気を出して電話したけれど新規予約が取れないと言われ心が折れた」

「予約できそうなところでも1ヶ月後とかになっていまう。今相談したいのに。」

「診察代もそこそこかかる。これで変な医者に当たってしまったら意味がない」

「うまく自分のことを伝えられる気がしない」

「どうせわかってもらえない」

など色々考えて、結局診察を受けてきませんでした。

 

3ヶ月で辞めた職場のことはもうあまり考えないようにし、前向きになろうと思って仕事探しを始め、無事仕事は見つかりました。しかし「人が怖い」と思ってしまう気持ちは結局解決しないままなので、新しい職場でもまた同じことが起こるのではないかとと恐怖を感じました。

それで「心療内科はちょっとハードルが高いけれど、カウンセリングならどうだろう」と考え、オンラインカウンセリングを受けることにしました。

カウンセリング準備

オンラインカウンセリングで私が検討したサイトのは、

cotree

うららか相談室

です。

結局うららか相談室のカウンセリングを受けたのですが、決め手というのはあまりありませんでした。

何となく、うららか相談室のウェブサイトに書いてあった以下の状態が当てはまったのと、

cotreeよりもちょっと料金が安かったのでうららか相談室にしました。

当日朝にサイトを見ていたら当日の空きがあって、予約した当日にカウンセリングを受けることができました。

準備

私は準備なしで話すとどう話していいか分からなくなってフリーズするので、ある程度考えをメモしておいてから受けました。

①テーマ 対人関係の悩みがある
②簡単な状況 昔から人と話すのは苦手だったが、社会人になってどんどん悪化している
③詳細 具体的にイメージしてもらうために簡単に職歴と、そこのどの人(上司なのか同僚なのか)と問題があったのか説明
④今後のこと 今後転職する予定だが、また同じことを繰り返す(結局人が怖くて臆病になって、会社に行きたくなくなる)不安がある

というように簡単ですが、まとめてからカウンセリングを受けました。

カウンセリングの内容と役に立ったこと

「カウンセリングが初めてなので、どう話したらいいか分からないんですけど、、」という前置きをしてから、上の表の詳細を説明しました。あとはカウンセラーさんの質問とかアドバイスとかを受けて対話をする感じでした。

役に立ったこと①皆が敵なのではない

ワタシ
ワタシ
人が怖いんです
カウンセラーさん
カウンセラーさん
「人」が怖いのですか、それとも「会社の人」が怖いのでしょうか?
ワタシ
ワタシ
うーん、みんなというわけではなく、威圧的な人とか「会社の特定の人」が怖くて話せないです
カウンセラーさん
カウンセラーさん
全員が怖いわけではないのですよね。一括りに「人」が怖いと考えてしまっている癖がありますね。
ワタシ
ワタシ
そう言われれば、自分に親切にしてくれる人もいるんだった

 

こういったやりとりをすることで、「人が皆怖いわけではない」という認識を持つことができました。一人の人に冷たくされたりすると、「皆に嫌われている」という意識を持ちがちですが、そうではない。切り離して考えることが必要だとアドバイスされました。

振り返ると、辞めた会社の人の中には今も連絡を取り合える人もいます。全ての人との関係が悪くなったわけではなく、むしろ退職時に惜しんでくれた人も多くいたことを思い出しました。

無意識のうちに「人は皆私の敵で、私を攻撃してくる」と思い込んでいましたが、カウンセリングにより「全員」が私の敵ではない、一部の人が攻撃してくるだけだ、と認識を変えることができたと思います。

役に立ったこと②自分を責めすぎていたと気づいた

3ヶ月で辞めた会社について「明らかに上司のパワハラですね」と言ってもらえたことは大きかったです。

それまでは「上司もひどい人だけど、できない自分も悪いんだよね、、」と思うこともありました。

でも入って数ヶ月の人にずっとやってきた人と比べて叱責するのはおかしい、と言ってくださいました。

自分だと冷静に判断できなかったのですが、第3者の目で見てもらえて、今まで必要以上に自分を責めていたのだなと思えました。

役に立ったこと③「休んでもいい」と考える

すぐに仕事を再開する予定でしたが、カウンセラーさんには

カウンセラーさん
カウンセラーさん
状況が変わっていないのに、仕事を再開するのは早くないですか?
カウンセラーさん
カウンセラーさん
休んだほうがいいですよ

と言われてしまいました。

カウンセリング時には次の仕事が決まってしまっていましたので結果的にこれ以上休めなかったのですが、この言葉を聞くまでは

みんな普通に休みなどなく仕事しているのだから、それができない自分は甘ったれなんだ
もっと強くならなきゃ
早く仕事を見つけなきゃダメになってしまう

と思っていました。

 

そう伝えると、

カウンセラーさん
カウンセラーさん
調子が悪い時に休むのは普通のこと

というように言ってくださいました。

調子が良くない時に休むのは、別に変なことじゃないんだ

という気づきを持つことができました。

役に立ったこと④大丈夫じゃないと気づけた

私の状況から、カウンセラーさんには「心療内科に行ったほうがいい」と言われました。話している途中に、涙が止まらなくなってしまったり、他者から見たら「だいぶ疲れている」という印象だったようです。

「自分は大丈夫」「強くならなきゃ」「心療内科に行くほどじゃないでしょ」と弱い自分を否定していましたが、これも第3者の目で意見をもらえて良かったです。

強がっていたけど、自分はあまり大丈夫じゃないっぽい

と認識できたのはありのままの自分を受け入れるのに役立ちました。

カウンセリング後の変化

カウンセリングは病院ではないので、あくまでアドバイスをもらっただけです。治療などはしてくれません。

しかしちょっと人と話すだけで、今回は専門家にアドバイスしてもらうだけで心が軽くなることってあるんだなと思いました。

カウンセリングって海外だと気楽に受けられるイメージ(海外ドラマでも良くカウンセラーに相談している場面が出てくるので)なのですが、ここ日本では馴染みがないため、敷居が高いものだと思っていました。

しかし今はオンラインで相談できる時代です。そこまで堅く考えず、「ちょっと相談してみる」くらいの気持ちでもっと早く相談したら良かったなぁと思いました。

ただ金銭的ハードルはありました。5000円くらい払って何も得るものがなかったら、、という思いが今まで自分を留まらせていたことも事実です。

でも気軽に相談できる人がいなかった自分にとっては、今回お金を払って話を聞いてもらえたことは、たくさん気づきがあってよかったと思っています。相手は専門家ですから、何かしら得るものはあるのではないかと思います。

 

参考までに

カウンセリングを受けた際に気づいたことを参考までに。

①顔出しするかしないか

オンラインカウンセリングは顔出しはしてもしなくても自由でした。迷いましたが、思い切って顔出ししてみました。

私は話の途中で泣いたりしてしまったのですが、それで「だいぶ心が疲れていそうだ」といった視覚的な状況が相手に伝わりやすかったと思います。

ですので私個人の意見としては今の状況を正直に伝えるためにもできるだけ顔出しするのをおすすめします。

②「書く」より、「話す」カウンセリングがおすすめ

こちらも個人的意見ですが、実はだいぶ前にcotreeさんの「書く」カウンセリングを受けたことがあります。しかしカウンセラーさんの返答までにタイムラグが発生するので、その間にカウンセリングを受ける気がなくなってしまいました。

どれだけ深刻かも文字だと伝えにくいです。結局、カウンセラーさんの返信が来たけど、その返信を返すことはなく、期限が来て終了してしまいました。

なので私は話すのが苦手ですが、それでも「話す」カウンセリングをお勧めします。cotreeさんのサービスが悪いということではありませんし、人によっては「書く」ほうが合っている人もいるでしょうから、本当に個人的意見になります。

 

最後にですが

これまでは『カウンセリング』を受けるなんて大袈裟だし、周りに知られたら心配されるし、ちょっとお金もかかるし、受けるまでは遠い存在でした。

何より、「自分のことを知らない他人に話を聞いてもらっても、どうせ何も変わらない」って思っていました。

しかし、人と話すことによる気づきは思ったより大きかったです。

自分の思考のクセ、勝手な思い込みなど、自分一人で悩んでいたらわからなかった視点がもらえる、それだけでも思ったより助けになりました。

たった一回のカウンセリングでも結構自分の考え方とか変わるんだな、って思いました。

もっと早く対処しておけば良かったなと少し後悔しています。

だから人にも勧める、というわけではないですが、自分ではどうしようもないところに来てしまったら、むしろその状態になる前に「これまで十分頑張ってきた自分を助けてあげるために」カウンセリングを受けるのは手だと思います。

結局、人は一人では生きられないですから、、