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内向型人間の良いところ

内向型人間はダメ人間?

私はいわゆる『内向型』という人間です。

「大人しい」「静か」と言われ続け、外交的な人間からは全く理解できない人間のように扱われたり、距離を置かれたりするタイプです。

親からもよく性格を注意され、「もっと元気良くしなさい」「何でみんなみたいにできないの」と怒られることが多かったです。

そのため「私はダメ人間」「みんなより劣っている」と思い続けてきました。

 

そんなある日、Susan Cain(スーザン・ケイン)さんのTEDトークを聞いたことで、少し考えを変えることができました。

『内向型』の持つ力

タイトルは「内向型の人が秘めている力」

ここで言われている『内向型』とは、多くの刺激を求める『外交型』とは違い、静かな目立たない場所にいた方が能力を発揮できるタイプのことです。

私は「外交的でなければいけない」と教えられ、そうなろうと無理に自分を偽ったこともありましたが、結局うまくいかず完全に自信をなくしていました。

そんな中、内向型の人間に焦点を当てたこの動画を見て、今までの内向型に対する考え方がガラッと変わりました。

世の中には外向的な人間も必要だし、内向型の人間も同様に必要なものなんだと教えてくれました。

適切な状況に置かれれば内向型の人も能力を発揮できるのだとわかりました。

(動画は日本語字幕で見ることができます)

 

世界が劇的に変わるわけではないけれど

このスーザン・ケインさんの動画に出会い、動画だけでなく著書も読みました。以前より内向型の自分に肯定的になることができたと思います。

 

だからと言って、社会でうまくやれるようになったとは思いません。

いまだに世の中は、外向型の人が支配することが多いです。内向型の人間は全く理解できない、役立たずのように言われたこともあります。

内向型が世の中に必要な存在だと自分が学んだ所で、結局世の中は何も変わらないと絶望したこともあります。

 

それでも、私は生きていかないといけないのです。働いて、生きていかないといけない。

それには絶望せず、前に進むしかないのです。

「私は内向型だから、こういうことができない」という見方を変えて、「私は大人しい人間だし、大胆な行動力はない。でも静かに課題に取り組み問題を淡々と解決してくことは得意だ」と考えられるようになりました。

そのことが、とても小さいけれど、静かな自信につながっていることを実感できるようになりました。

以前は自信のかけらもなかったですが、今は何かあってひどく落ち込んでも「やっぱり自分はダメ人間」ではなく、「それでも大丈夫。自分にもできることはある。ダメ人間ではないし、そのように扱われる権利もない」と思えるようになりました。自分の心の中だけで、ですけど。

他人にはわからないけど、自分の中の自信。生きていてほぼ初めて感じるようになった肯定感。でもこの自信が自分には必要でした。

スーザン・ケインさんの動画に出会っていなければ、こういった考えをすることはできなかったかもしれません。

 

ちなみに、最近よく聞くようになったHSP(Highly Sensitive Person)ですが、スーザン・ケインさん著書でもHighly Sensitiveについて記述があり、多くの内向型はHighly Sensitiveでもあるとのことです。

 

最後にただの愚痴ですが、いくら内向型で悩んでいる人たちが自分たちの良いところを見つけ自身を奮い立たせて頑張っても、結局(内向型人間を認めてくれない)外向型の人が気づいてくれなければ、世の中は変わっていかないんですよね。

臆病者の私にできることは、ただこうやって書いて発信することだけ。

でも一人でも多く発信していけば、いつか巡り巡って世の中に「内向型人間もちゃんと必要なんだよ」ってわかってくれる人が増えるかもしれない。そうなったら良いなと思っています。